苦手なメルマガを苦労せず継続して書く方法

信頼構築のためにメルマガは大事!・・・と分かっているけど書けません」という意見をもらいました。

有名な「1万時間の法則」にもありますが、なんでも一流レベルになるまでには、1万時間を要すると言われています。

1日24時間×365日=8760時間

ですので、毎日1秒も寝ないで365日継続したとしても、1年と少しかかる計算になります。他にもやることがありますし、寝ないといけませんので、仮に1日の6分1である4時間使ったとしたら

4時間×2500日=1万時間

ですので、約7年かかる計算になります。

「プロ」と呼ばれるようになるには、最低でもこれくらいの時間は必要だと私自身も感じています。

ちなみにプロとアマチュアの違いは、いかなる時も同レベルの結果を出せるかどうか?だと思っています。ただし、ここで間違えてはいけません。私たちは経営者であってコピーライターではありません。

ですので、別にメルマガのプロになる必要なんてありません。(もちろんコピーを生業とする場合は、コピーライティング力を磨く必要がありますが)

私がネット情報ビジネスをしていた時期は、毎日メルマガを書く必要がありました。また、書いた分だけお金に繋がり、見込み客が増え、儲かりました。毎日書いていたら3年くらいでかなり上手くなりました。今、絶対的なファンが多いのも人脈があるのも、メルマガが基盤となっています。

また元々、情報の整理が苦手でしたが、メルマガでアウトプットする事により、記憶力の向上や、頭の整理整頓が上手にできるようになりました。

様々なコミュニケーションの中でも最も効率よくパワフルなのがメルマガだと感じています。

ただし、「書けなくて情けないです!」と自分を責めてしまったり1通書くのに何時間もかかっていたら本末転倒です。あくまでメルマガは『ツール』であって『ゴール』ではありません。信頼残高を増やし、アンケートを集め、儲かるビジネスをやるためなどにメルマガというツールを使います。それなのに、自分を責めたり、時間を使いすぎて経営者としての仕事を疎かにするようでは意味がありません。

ですので、少しアドバイスですが、まず、私のメルマガを基準にしないことです。今も毎日とは言いませんが、私は数日に1本は書いています。

これだけ書いているので、やはり他の人よりは上手いですし、書くことに対してストレスがありません。ほとんどメルマガを書いたことがない人が、いきなりここを目指すのは流石に難しいです。

メルマガはツールです。

  • チームの結束を固めるため
  • お客様の信頼残高をあげるため
  • 株主に業績報告をして味方になってもらうため

など、それぞれのゴールによってメルマガの内容は変わりますが、あくまで『ツール』であることを忘れてはいけません。ですので、やれる範囲でやれば良いです。

  • チームメンバー向け
  • お客さん向け
  • 株主がいる人は株主向け

などに「とりあえず」書くことです。極端な話、10行でも良いです。

書けない場合は、「何がブレーキになっているのか?」を分析することです。例えば、「ネタがない」のであれば、Yahoo!知恵袋に、関連単語を入れて見たら読み手の悩みや聞きたいことはわかると思います。

聞きたいことがわかれば解決策を書けば良いだけです。解決策がわからなければ調べたり、聞いたり、書籍を買ったりと解決策を探せば良いだけです。

タイピングが苦手」なのであれば、練習した方が良い場合もありますし(今後もパソコンのタイピングを必要とするなら)場合によって音声などで配信した方が早いです。

音声配信のやり方がわかりません!」という場合は、ネットに詳しい人に聞けばわずか10秒で解決します。

時間がなくてできない」という場合は、自分がしゃべったものをゴーストライターに書いてもらえば良いです。別に自分で書く必要はありません。

何かにつっかかる」ということは、必ずソコには原因や理由があります。「原因と結果の法則」というジェームズ・アレンの名著がありますが、詰まったらまずは『問題を細かく分解』することです。

大切なことは、「ツールとゴールをごちゃ混ぜにしないこと」です。

メルマガは大事ですが、あくまでツールであり経営者である私たちには、もっと大事なことがあります。常にゴールを明確にしておいて下さい。

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