ネットでアンケートを取るための3つの最低条件
「アンケートをとる」
起業してから欠かしたことのない作業で、この重要性をずっと書いているのですが、「ネット上でアンケートをうまく取れません」という悩みをよくもらいます。
一言で解決策を述べるとすれば「顧客視点になること」に尽きます。
アンケートでも何でもそうですが、「自分が逆の立場だったら」と考えてみると良いと思います。「ネット上にメールアドレスとアンケートを残す」という作業は、慣れている人にとっては当たり前かもしれませんが、普通に考えたら「絶対に嫌!」です。
ちなみに、私の家族や親戚は私のメルマガを読んでいるのですが、アンケートに答えないのはもちろん、リンクをクリックする事もありません。
「なんで?」と聞いたら「パソコンにウィルスが感染しそう」と言っていました。
親戚のおじさんは70歳近いのでまだわかりますが、他の比較的年齢の若い親戚なども「ネットのリンクをクリックするのは抵抗がある」と言います。
私たちは常に自分目線ではなく顧客目線で物事を考え仕掛けないといけません。もしあなたが何らかのネットアンケートに答えようとした場合、最低でも...
- 相手の身元はしっかりしているか?
- アドレスを残しても大丈夫な会社や人か?
- スパムは送られてくるのではないか?
- ウィルスなどに感染しないか?
というリスクを考えると思います。
また、
- メールアドレスを残しても良いと思えるほど無料オファーなどが魅力的すぎるか?
- 「信頼残高は十分すぎる」と言えるほど、質の高いコミュニケーション(メルマガなど)をとっているか?
- そもそも十分な人数の見込み客がいるのか?
などの『最低限の条件』に達しているかどうかをチェックしないといけません。
まず、アンケートが取れない時は上記のどれかが欠けている可能性があります。しかし、いつも実感します。「クレームこそ最強のアンケート」だと。アンケートフォームも無理オファーも用意していないのに「ここを改善したらもっと儲かるよ」と教えてくれているのです。
クレームは気持ち良くないですが、最もパワフルなアンケートだと捉えてみて下さい。