SEO対策に関するQ&A

SEOとは何ですか?

SEO(エスイーオー)とはSearch Engine Optimizationの略で検索エンジン最適化のことです。検索エンジンとはインターネット上にある情報を検索する機能のことで、Google、Yahoo!、Bingなど複数ありますが、主にGoogleのことを表していると考えて差し支えないでしょう。なぜなら、日本においてはGoogleが80%近くのシェアを占めており、なおかつ残り20%のほとんどをシェアしているYahoo!は2011年からGoogleの検索機能(アルゴリズム)を使用しているため、日本の検索エンジンはほぼGoogleが占めていると言えるからです。

SEO対策とは何ですか?分かりやすく教えてください

SEO対策とは翻訳すると”検索エンジン最適化の対策”となり不自然ですが、会話の中で聞かれるSEOもSEO対策も同義語と捉えていただければ良いでしょう。

そして、このSEO対策とは分かりやすくお伝えすると「Googleの検索結果で上位表示させるための様々な施策」と言えます。

Google(Yahoo!でも同様です)の検索窓に気になる単語や言葉(キーワード)を入力すると、それに対応したホームページなどの一覧が表示されます。普段当たり前のように利用されていますが、実はこの一覧にはGoogleによる順位付けがされており、入力された単語に対して最も相応しい情報が上から順に並べられています。

そして、検索結果の上位に表示されるほどクリックされる確率が増えるので、自社のホームページが一番上に表示されれば他社よりも多くの人が訪れることになります。当然、商品やサービスを販売・提供する機会が増えるため、多くの企業や会社がSEO対策に乗り出しているのです。

検索結果の順位とクリック率の関係

各社がSEO対策に力を入れ、検索結果を上位表示させようと躍起になっているのはクリック率に関係があります。クリック率とは、検索結果での表示回数に対して、実際にクリックされた割合のことを表します。(Click Through Rate;CTR)

ここで、次のグラフを確認してみましょう。

 

こちらは海外のSEO関連会社が検索順位とクリック率の関係を調査した結果になります。(2017年時点)

これを見れば明らかなように、検索順位が1位であれば22.58%の割合でクリックされますが、2位になると12.62%、3位では8.27%と大きな差が生じてしまい、検索順位が低くなるほど自社ホームページがクリックされなくなります。

このほかにも同様な調査がいくつかあり、具体的な結果(数値)に関しては各調査結果によって差が見られますが、傾向としては同じです。

検索順位が低くクリックされないということは、自社のホームページを見てもらうことができないため、ライバルと比較して集客できない、商品が売れない、リストが取れない、という結果を招いてしまいます。

このような理由から、SEO対策によって検索結果で上位表示を目指す必要があるのです。

SEO対策で耳にするGoogleの検索アルゴリズムとは何ですか?

Googleの検索アルゴリズムとは、検索窓に入力されたキーワードに対して、最も相応しいWEBサイトを検索結果に表示するために必要となる順位付けプログラムのことです。「Google先生」と言われることがあるように、検索窓に知りたいことを入力して”Google先生”に質問をすると的確な答えが返ってくるのは、このアルゴリズムがなせる技ということです。

つまりSEO対策とは、この検索アルゴリズムによって自社のホームページが最も相応しいと評価されるために取り組む施策のことになります。

SEO対策のやり方を教えてください

先の質問に対する回答のように、SEO対策とはGoogleのアルゴリズムに良い評価をされるために取り組む施策のことです。そこで気になるのが、アルゴリズムは何を指標にして順位付けを行なっているのか?ということですが、この詳細は公表されていません。

例えば、もし学校のテストの答えが分かっていれば夜遅くまで塾に通って熱心に勉強する子供達はいなくなります。当然ですが学力は向上しません。同様に、アルゴリズムの詳細がわかってしまうと、誰もが同じホームページを作成することになり”質”が低下してしまいます。

そもそもGoogleはなぜこのようなアルゴリズムを作成しているのでしょうか?それは、Googleで検索するユーザーに対して良質な情報、有益な情報を提供することが目的だからです。仮に”Google先生”に質問しても間違った回答しか返ってこないようであれば利用するユーザーはいなくなってしまいます。

つまりSEO対策を行うためには、テスト勉強と同じように傾向と対策を練って取り組む必要があります。この傾向と対策には専門知識や技術が必要になってくるため、SEO対策を手掛ける会社へ依頼することが多くなるのです。(受験のために塾に入るのと似ていますね!)

SEO対策で初心者が確認するべき「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」

先の通りGoogle検索の順位付けを行うアルゴリズムは公表されていませんが、SEO対策を行うなら知っておくべき基礎知識を「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」としてGoogleが提供しています。

ポイントは以下の3つです。

  1. インデックス最適化(Googleにホームページの存在を知らせる)
  2. クローラビリティ最適化(Googleがホームページの内容を判断できるようにする)
  3. ユーザー エクスペリエンス最適化(ユーザーにとって最適なホームページにする)

インデックス最適化とは?

インデックスとは、Googleに自社ホームページの存在を知らせることです。SEO対策を始めるために、まずは自社ホームページがGoogleアルゴリズム(順位付けプログラム)の対象になる必要があります。

ご存知の通り、世の中には無数のホームページやWEBサイトが存在しています。Googleは、これらを検出して順位付けを行うのですが見落とされてしまうことがあります。そのままでは、いつまで経ってもGoogleの検索結果に自社ホームページが表示されることはありません。

こうしたことが起きないように適切な対策を行うことをインデックス最適化と言います。

クローラビリティ最適化とは?

上記のようにGoogleがホームページなどのWEB情報を検出することをクロールと言います。Googlebotと言われる自動ソフトウェアが常時クロールしているのですが、仮に自社ホームページがGoogleにインデックスされていたとしても、そのホームページ内を適切にクロールできなければ、ホームページの情報(内容)を検出することができません。

つまり、Googleが順位付けを行うために必要な材料を得ることができないため、このままでは検索順位が上がることは期待できなくなります。

話が複雑になってしまいましたが、次のようなイメージをするとわかりやすいのではないでしょうか。

  • インデックス:大学入試の願書提出
  • クロール:試験(テスト)

願書の提出、試験となれば、次は「結果」が必要になってきます。ここで登場するのがGoogleアルゴリズムです。

ユーザー エクスペリエンス最適化とは?

繰り返しになりますが、Googleアルゴリズムとは検索結果の順位付けプログラムのことです。評価基準は公表されていませんが、その本質は「ユーザーにとって価値があるか」になります。

  • ユーザーが知りたい情報があるか
  • その情報は正確か
  • ユーザーが使いやすくて見やすいか

このようなWEBページを通して得られるユーザー体験(これをユーザー エクスペリエンスuser experience;UXと言います)に優れたものを提供しているかどうかが判断材料となっています。

ウェブサイトは利用者の便宜のために構築するべきであり、すべての最適化はユーザー エクスペリエンス向上のための調整である必要があります。

引用:Google

SEO対策に役立つツールを教えてください

上記のようなインデックスやクロールの状況、検索順位を確認するためのツールとして、「Search Console(サーチコンソール)」というものをGoogleが提供しています。こちらは無料で使うことができる必須ツールになります。

また、「Google アナリティクス」もホームページのアクセス数などの確認に役立つ無料ツールです。

さらに、キーワード選定に必要となる「Googleキーワードプランナー」も役に立ちます。

SEO対策のキーワード選定とは何ですか?

キーワード選定はSEO対策を行う上で非常に重要です。言い換えると「どのような検索キーワードで上位表示を狙うのか」を判断することになります。これを考えずにSEO対策はできないと言っても良いでしょう。

さらに、そのキーワードを元に、どのような対策をすれば検索上位表示を獲得することができるのか①調査→②計画→③実行→④結果分析→⑤改善といったサイクルを回していくことになります。

SEO対策の効果が出るまでにどれくらい時間がかかりますか?

SEO対策には「これをやれば検索順位が上がる」という絶対的なものがありません。そのため、先の通り①調査→②計画→③実行→④結果分析→⑤改善のサイクルを回す必要があります。ですので、一概に期間をお伝えすることができませんが、初めてSEO対策に取り組む場合には、およそ3ヶ月後あたりで成果が出てくると想定しています。

また、これまでSEO対策を行っていても成果が出ていなかったような場合では、課題や問題点を調査し改善することによって、早期に成果が出ることがあります。

ただし、これは弊社へご依頼いただいた場合の想定になります。独自にSEO対策を行われる場合には、成果が出るまでに長期的なスパン(場合によっては年単位)で考えていただく必要があります。

SEO対策の記事の書き方

2010年代のSEO対策はいわゆるコンテンツSEOと呼ばれる記事を投稿することでSEO対策を行う手法が主流だったため「記事の量産=SEO対策」といった認識が今でも残っています。

しかし、2020年代以降はそのようなコンテンツSEOにて成果を出すことが難しくなってきました。これは、Googleアルゴリズムのアップデートにより評価基準が変わっていることや、すでにSEO対策された記事で溢れていることなど複数の要因があります。いくら記事を書いても検索結果が上位表示されないことも珍しくはありません。

現在は記事を大量に書いて投稿するだけではなく、タイトル、見出し、内部リンクなどの細かな設計を行い、ホームページ全体で包括的なSEO対策に取り組む必要があります。

SEO対策は専門の会社へ依頼した方がいいですか?

もちろん独自にSEO対策を始めることは可能です。Googleが提供している「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」もありますし、「SEO対策」とキーワード検索すれば様々な手法が紹介されています。

ただし、少しでもSEO対策について勉強されたことがある方でしたら、何からやればいいのかわからないほど、膨大な情報で溢れかえっていると感じているのではないでしょうか。

ここまでお伝えしている通り、SEO対策とはGoogleのアルゴリズム(順位付けプログラム)で良い評価をされること=検索結果で上位表示されることを目指すものです。しかしそのアルゴリズムは公表されていません。

そのため、入学試験と同じように”傾向と対策”を知らなければ良い結果を得ることは難しいでしょう。特に”傾向”を知るためには経験が必要になります。ゼロからSEO対策を始める場合、経験がないため最適な対策がわからず、成果が出ないまま時間だけが過ぎて頓挫してしまうかもしれません。

一方で、入学試験のために塾に入るのと同じように”傾向と対策”を知っているSEO対策の会社に依頼すれば、こうした時間を短縮することができます。

SEO対策を依頼するタイミングはいつが良いですか?

先にもお伝えした通り、現在のSEO対策は記事を量産する手法では通用しなくなったため、タイトル、見出し、内部リンクなどの細かな設計を行い、ホームページ全体で包括的なSEO対策に取り組む必要があります。

そのため、ホームページ立ち上げと同時にSEO対策にも取り組むことをお勧めします。設計の段階からSEO対策を行うことで、包括的な施策が可能になります。

もちろん、すでに運用されているホームページに対してもSEO対策を始めることは可能です。その場合には、サイト全体の状況を把握してから具体的な施策に取り掛かりますが、中にはサイト全体をリニューアルした方が良いケースもあります。リニューアルになればその分の費用も発生してしまうため、SEO対策に悩まれているようでしたら、できるだけ早期にSEO会社へ相談していただくのが良いです。

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